funtousicは、音に触れるためのタンジブルです。音楽が好きな人のために、新しい音楽の楽しみかたを提案します。 外部デバイスから入力された音声に反応して内部が変形します。 また、選択可能な別モードではfuntousicを握ることで外部へ音声出力ができるようになります。 funtousicは、PCなどの外部からの入力で普段聴いている音楽に触れる媒体となったり、ときにはその球状のフォルムを活かした転がす、投げるなどの直感的な操作での演奏で仲間とセッションする楽器となります。
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 情報デザインコース 2年次
情報デザイン2 指導教員 : 姜南圭 柳英克 (敬称略)
グループ4 : 赤平優莉 川島奨大 小林真弓 高橋竜次 濱本誠也
2014/12/24
funtousicは、fun + touch + music をあわせた造語です。
音と触覚とを繋げて、新しい音楽の楽しみ方をコンセプトとしています。
球状の柔らかな外殻で包まれた幾本かのピストンで構成されるデバイスです。
入力された音声情報を解析し周波数に対応したピストンが上下することで、音を触覚で感じられるよう演出出来ます。
デバイスを握ることで、握った場所や強さに応じて違った音を出力出来ます。
音楽を聞くために楽しむデバイスであり、音楽を作ることを楽しめるデバイスです。
店にある商品を実際に見に行くことで、現状を知った。訪問した店はホームセンター・電気屋・おもちゃ屋などであった。
自分たちが見てきたものを見直しながら、自分たちがタンジブルにしてみたいものを分析した。
分析を元に、負の感情を実体化して破壊するモノ・やる気を刺激するといった感情を実体化させるためのモノ・音を触れたり着たりするためのモノなどが生まれた。
生まれたアイデアの中で、「楽しいものをもっと楽しくするもの」に絞って再検討。
新しい方法で音楽をもっと楽しむことを目的とした「音に触れる」というアイデアについて考察した。
手軽に触ったり弄ったり出来る「握れる形」を求めた結果、ボール状に確定。
『キュウバンボール』を参考にして形状を考察、考案した。